2014年11月
青森県十和田産にんにくです。
イタリアンレストランにとって、とても重要な食材です。 プレッツァでは青森産を使ってます。中国産とくらべるとお値段は3倍から4倍しますが、妥協できません。土壌汚染や残留農薬の問題もありますが、なにより風味がまったく違います。料理にもよると思いますが、青森のにんにくだと1片で済むのに中国産だと倍以上使わないと香りが出ないこともあるそうです。そう考えると価格の差は当然かも知れませんね。
愛媛県産のレモンです。10月頃から11月中は写真のようなグリーンなレモンが手に入ります。黄色のレモンにくらべて、さわやかな香りと酸味が特徴です。なぜだかグリーンのレモンのほうがおいしそうに見えて、心惹かれます。(私だけかな?) 輸入物のように防カビ剤やワックスの心配がないので、皮まで安心して使うことができますよ。リモンチェッロやオランジェットのレモンバージョンなどもイイですね。リモンチェッロはちょっと前に作ったので、是非お店で飲んでみて下さい。
ちなみにオランジェット(イタリア語はArancia candita cioccolato)は砂糖漬けのオレンジの皮にビターチョコレートをかけた、私が最高に心惹かれるお菓子です。私が心惹かれるオランジェットの条件はコーティングのチョコレートはできるだけビターなもの。チョコレートの色が濃ければ濃いほど心惹かれます。以前、トリノでマロングラッセを捜索中に出会った老夫婦の作るオランジェットは最高でした。(マロングラッセやトリュフチョコレートも最高においしい。) 機会があれば後ほどお店を紹介したいと思います。
話がだいぶ逸れましたが、11/23(日)のくき市で店頭販売するために、レモンシロップを作りたいと思います。プレッツァではここ数年の久喜の提灯祭りや市民祭りなどでレモネードを販売しています。(結構評判がイイんですよ。) 7月の提灯祭りはかなり暑いので、その場でレモンを絞って炭酸か水で割ってお好みでガムシロップを入れるスッキリなスタイル。10月の市民祭りと今回のくき市はレモンと砂糖を漬けこんでできたレモンシロップを炭酸か水で割るスタイル。11月は結構寒くなるので、お湯で割ってホットレモネードもアリですね。その他にトスカーナの名物料理 Pappa al Pomodoro(トマトのパン粥)なども販売する予定ですので、よろしくお願いします。
FORST PREMIUM LAGER (写真左)
FORST KRONEN SPECIALE (写真右)
ワインより先にビールの話をすることになるとは、、、
タイミングよく入荷したので、まぁ良しとしましょう。
アルプスの湧き水とボヘミア産のホップを使用して造られた北イタリア トレンティーノ アルト アディジェ州のビールです。
FORST ドイツ語で森林 ドイツ語?
このあたりの地方はドイツ語を母語とするドイツ系の住民が多く、ワインのエチケッタもドイツ語とイタリア語が併記されているものが多いです。今はイタリアですがドイツやオーストリアでもあるんです。ドイツ、オーストリアと言えばビールでしょう。(一応ドイツもオーストリアも渡航歴あり)(おいしいワインもたくさんあります) その他のイタリアビールとはちょっと違います。
FORST PREMIUM LAGER
フルーティな香りが印象的。苦味は少ない。後味にほんのり甘み。比較的ライトな印象。でも水っぽくない。ドライでもない。あまり苦いビールは苦手という方に。
FORST KURONEN SPECIALE
少し控えめなフルーティーな香り。苦味とのバランスが良く、飲み応えもあってうまい。
昨日ご紹介したリボリータと一緒にどうでしょう?熱々のリボリータに冷たいビール。いけると思います。
採れたての野菜がたくさん入荷しました!カリフローレ、ほうれん草、ラディッシュ、人参、紫人参、金時人参、ビーツ。
カーボロネロ、ロメインレタス、レッドロメイン、ルッコラセルバチカ、サヴォイキャベツ、バターナッツカボチャ。
カーボロネロとサヴォイキャベツはリボリータで決まりでしょう。
Rebolitta (Re 繰り返し、再び bolitta 煮た)はトスカーナの郷土料理で野菜たっぷりの食べるスープです。
作り方は千差万別でお店によって全く違う仕上がりになります。トスカーナに行ったときには必ず一回はお世話になるスープです。胃が疲れているときや寒い夜には最高のスープです。
シェフと私のトスカーナでお気に入りのリボリータをご紹介します。
Antica Tenuta Le Casacce
トスカーナ シエナの南、モンタルチーノから15kmのセッジャーノという小さな町にあるアグリツーリズモ(私もシェフも大のお気に入りの宿)で食べたリボリータです。ここのオーナー(エンリコさん)はかつてイタリアの偉大なシェフ7人にも選ばれた有名な方で今は引退をしてセッジャーノでアグリツーリズモを経営しています。(この宿の詳しい話はまた後ほどブログで)野菜、豆の旨味が凝縮した濃厚な食べるスープでした。実はこのスープを作るときに私とシェフで厨房にお邪魔して作り方を教えていただきました。プレッツァのリボリータはこれに近いかも?
Osteria di Fonterutori
トスカーナ シエナから北へ向かいカステッリーナ イン キャンティの町に入る手前にあるオステリアで食べたリボリータ。ワインの詳しい方はFonterutoriでピンときたと思います。そうです。あのキャンティクラシコの有名な作り手が経営するオステリアです。オステリアとありますが、出てくる料理はまるでリストランテのよう!!メニューには伝統的な料理の名前が並びますが、味付けは繊細でやさしい。トスカーナの郷土料理を丁寧に手間をかけて作りましたって感じでしょうか?このときはシェフの胃が悲鳴をあげていたのですが(結構胃が弱い)、あまりの美味しさに完食!そしてここのシェフに作り方を聞くと親切にも厨房に招かれいろいろ教えてもらいました。また絶対に食べること確定の料理です!
プレッツァのリボリータ(現在仕込み中)は明日にはオススメメニューに載ります!!(たぶん。シェフ!大丈夫だよね!?)
トラットリア プレッツァ
営業時間のご案内
Lunch 11:30~14:30
(Last order 13:45)
ランチは土曜、日曜お休み
Dinner 18:00~23:00
(Last Order 21:30)
定休日 毎週火曜日
Trattoria Purezza
埼玉県久喜市久喜中央3-9-60
0480-26-1210
Lunch 11:30~14:30
(Last order 13:45)
ランチは土曜、日曜お休み
Dinner 18:00~23:00
(Last Order 21:30)
定休日 毎週火曜日
Trattoria Purezza
埼玉県久喜市久喜中央3-9-60
0480-26-1210
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