トラットリア プレッツァの美味しいお話

埼玉県久喜市でひっそりと営業しているイタリアンレストラン、トラットリア プレッツァの公式ブログ イタリアワインの完全主観的ブログや食材や料理の美味しいお話。

2015年11月

イタリア研修 No.5 タオルミナ-サンタルフィオ編

とっくに帰国してますが、記憶が薄れないうちにイタリア研修の様子をご紹介します。
今回はタオルミナ-サンタルフィオ編です。タオルミナに連泊し、朝から海水浴です。
ホテルの前の階段をおりてビーチへ
結構長い階段です
水はかなりの透明度です
イゾラベッラは歩いて行けます

ビーチは基本的には小石ですが、丸まっているのでさほど痛くありません。ビーチは白砂がいいなぁーと思ってましたが、小石もいいもんです。砂が体につかないので、結構快適に過ごせます。ナポリの青の洞窟があまりにも有名ですが、ここでも見れるそうです(見に行かなかったですが)。実はイタリア各地に青の洞窟は結構あるそうですよ〜。ビーチではマッサージのおば様が営業してきます。30分で20ユーロとのことでしたが、15ユーロに値切りました。台湾の方らしいですが、かなりの腕前だったようです。シェフが感心してました。数時間ビーチでまったり過ごし、次の目的地に向かいました。
タオルミナから車で山道を1時間ほど走り、サンタルフィオに到着です。サンタルフィオはエトナ山の東側に位置する人口たったの1600人ほどの小さな村です。お目当てはここにあるアグリツーリズモに泊まって、食事をするのが目的です。

Agriturismo  " CASE PERROTTA "

アグリの入口
この先にアグリがあります
アグリの建物 
正面がランチで使う建物で左側が宿泊棟です。こちらはもともと修道院だった建物を改装して、アグリツーリズモをされてます。
ランチはアラカルトでもプリフィックスのコースでもどちらでも選べます。70席ぐらいはあるでしょうか?土曜日のお昼ということもあり、この後満席になりました(こんな山奥にスゴイな)。地元の人がほとんどでイタリア人以外は見かけませんでした(たぶん)。
周りのテーブルを見渡し、ポーションを確認してプリフィックスのコース1人前を二人でシェアすることに。
Feud'O   Gambino

ハウスワインをオーダーすると、なんと昨日訪問したGambinoのワインが。こんな偶然もあるんですね〜。

シチリア産の古代小麦を使ったパン

前菜の盛り合わせ

野菜中心の前菜です。繊細で洗練された料理ではありませんが、シンプルで奥深い味わいでした。こういうのが食べたくてここに来たんです。

ネブローディ豚の生ハムとチーズ

前菜盛り合わせ パート2 
フリットやポレンタ、オレンジのサラダなど

ピスタチオのラビオリとラディキオのリゾット

豚のラグーマッケローニ

ポルチーニのリゾット

それぞれ特徴があって美味いです。あくまで自然体で素朴な味ですがそれがまたいいですね〜。

ロバ肉の煮込み

ロバ肉を食べるのはこれで2回目です。お味は馬肉に似ていて、癖はありません。なんとシチリアにはロバ肉を使ったハンバーガー専門店があるそうです(しかもかなりの人気らしい)。今回は行きませんでしたが。
エスプレッソ

これで1人前ですよ〜。とても1人では食べきれません。料理はシンプルでどれも美味しかったです。

この後はここに泊まるだけなのでお腹を減らすことも兼ねてアグリの敷地内を散歩することに。

オリーブ畑  奥にはエトナ山が噴煙をあげてます
柿の木を発見

イタリアでも柿はよく使われます。発音はカキです。

ジャスミンの花が咲いてました

井戸もありました

駐車場もオリーブの樹の下

今回、シチリアでお世話になったのはアルファロメオ ジュリエッタ。乗り心地も良く、山道を走るには快適でした。

いちおう後ろからも

この後、部屋でゆっくりしているとそろそろディナーの時間に。でも全くお腹が空いてません。どうしましょう。

夜のアグリ

ディナーは別の部屋で

ランチの部屋よりこじんまりしてます

古いながらもセンスがいいです

Etna Rosso   Barone di Villagrande
ワインはもちろんエトナロッソです。この作り手もお初です。基本的にレストランで頼むワインは地元のものをチョイスします。

さて、オーダーですがお腹が減ってないので、プリモはなしで前菜とメインをチョイスしました。

ラディキオとペコリーノチーズ

ラディキオをソテーしてチーズと絡めてあります。自家製のハチミツも加えてあり、ラディキオの苦味とチーズの塩味、ハチミツの甘みの複雑な味わい。かなり大人の一皿ですね〜。

子羊のグリル

日本で食べるものよりもいい意味で羊らしい味です。炭で焼いているので香ばしくて、この羊には炭の香りがよく合います。
シナモンのパンナコッタ

パンナコッタというよりはシナモンのゼリーといった感じ。

ピスタチオのジェラート

これはかなり美味いです。もろピスタチオです。イタリアに来たらこれは食べなきゃいけません。




エスプレッソとサービスで頂いたシナモンのリキュールとレモンチェッロ

シナモンのリキュールがかなり美味かったです。それにしてもお腹が空かなかったのでこれしか食べれなかったのが残念でした。他にも食べたいものがあったんですが。ここも車がないとなかなか行けませんがオススメのアグリツーリズモです。

本日の水   MANGIATORELLA

本日の水   NATIA  

帰国後、第一弾

さて、帰国後の営業初日のスペシャルな食材はこれです。

イタリア アスティ産 白トリュフ

言わずと知れた世界一高級なキノコです。一般的な黒トリュフの5倍〜6倍の価格となります。日本での業者さんの価格はビックリの1kg約85万円なり!100gでも85,000円です。こちらに写っているのがだいたいピンポン玉ぐらいの大きさで約50gです。とてもお店で利益を出せるような代物ではありません。イタリアのアルバやアスティでは日本の半額以下で購入できます。それでもかなりのお値段ですが。
アルバじゃなくてアスティ?と思った方はかなりのイタリア通ですね〜。実は世界的にイタリアのアルバ産が最高級と認識されていますが、本当はアルバで売られているもののほとんどがアスティで採れたものらしいです。詳しい話しは後日のイタリア研修のブログでご紹介します。
本日はイタリアの現地価格の"原価"でご提供いたします! まぁそれでも、結構しちゃいますが。一度食べてみたいと思っていた方はこの機会にぜひどうぞ〜。

加えて、黒トリュフもありますよ〜。こちらもアスティ産となります。
イタリア アスティ産 黒トリュフ

イタリア トスカーナ サン ヴィンチェンツォ産 エクストラ ヴァージン オリーブオイル 

また、イタリアから前にもご紹介したトスカーナ州サン ヴィンチェンツォのオリーブオイルの生産者から採れたて、搾りたてのオリーブオイルのノヴェッラ(新物)をご提供します。新鮮なお野菜を新鮮なオリーブオイルでいかがでしょう。いつものバーニャカウダのソースのかわりにこのオリーブオイルでご提供します。

それでは本日もよろしくお願いします!

本日、帰国しました〜

なかなかブログの更新が実際の行動に追いつかずにいましたが、本日帰国しちゃいました。明日、11/19(木)のディナーから営業を再開します!おいしい食材を仕入れてきましたので、ぜひご来店をお待ちしています!なかにはかなりのサプライズ食材もありますよ〜!ただし数には限りがありますので、なくなってしまったらゴメンなさい。それでは明日からまたよろしくお願いします!

イタリア研修のブログの続きはこれからもご紹介しますので、そちらもよろしくお願いします! 

イタリア研修 No.4 タオルミナ編

なかなか、ブログの更新が出来ずに申し訳ありません。ディナーを食べ終え、ホテルに戻るとすぐに眠くなってしまい半分寝ながらブログを書いてるような状態です。(誤字、脱字、意味不明な文章はご容赦を)
さて今回はシチリア島屈指のリゾート地タオルミナ編です。
今回のタオルミナの宿はイゾラベッラを正面に見るパノラミック ホテルです。全室オーシャンビューでしかもビーチへのアクセスはホテルのすぐ前の階段を下りるだけという素晴らしいロケーションです。シーズンにはかなりの人気でしょう。実際に泊まった日もシーズンオフにもかかわらず、結構お客さんがいました。
スタンダードな部屋の様子
ホテルの外観
部屋のテラスからの眺め
朝食
朝食
朝から結構いただきました
ブルスケッタも作ってみました
朝はやっぱりカプチーノ
屋上のテラス
同じく屋上のプール(11月で泳いでる人、発見)

シーズン中の価格は分かりませんが、今回は朝食付きで99EUR(およそ13,500円)でした。もちろん一部屋の料金です。2人で泊まればひとり6,000円ちょっとです。部屋もキレイでフロントのスタッフはいろいろな事に対応してくれます。実際、ホテルの予約サイトから予約を取ったのはタオルミナに着く30分前でしたが、ホテルに着くなり、Are you Mr SATO? とすぐに対応してくれました。もしタオルミナに来る事があればオススメします!
さて先ほどのプールで泳いでいた親子を見て、もしかして泳げるのかと色気が出てきてしまい、でも一泊しか予約してないしな〜。もうこれからチェックアウトだしな〜。今日はこれからエトナワイナリーに行く予定なので、今日はとりあえず泳ぐのは諦めて、じゃあ明日泳ぐ?ホテルのフロントのスタッフに、今日もう一泊大丈夫?と聞くと、OKとのこと。ハイ、延泊決定です。いちおう明日の天気もフロントのスタッフに聞いたところ、今日と同じような天気とのことなので(ちなみに今日の天気はなかなか陽射しが強く、汗ばむぐらい)、明日はイゾラベッラで海水浴です。まぁ予定はかなりザックリとしか決まっていないので、どうにでもなるんですが。
ワイナリーに行く前にせっかくなので、タオルミナのCentro(中心街)でも行ってみようと出かけました。車だとホテルから10分かからずに到着します。車以外のアクセス方法はロープウェイがあるのでそれでも行けます。
タオルミナのカターニア門

中心街への入口になるカターニア門で、反対側にメッシーナ門なる物があるそうです。いちおう門をくぐって歩き出しましたが、道の両側にあるお店が "ザ リゾート"みたいな感じだったので100mぐらいで引き返してきました。
帰り道にギリシャ劇場という有名な遺跡があることを思い出し、行ってみることに。
ギリシャ劇場の入口付近
遺跡内部

劇場のステージから見上げた様子
遺跡の上段からの様子

古代ギリシャ人によって建設されて、古代ローマを経てローマ人によって闘技場に改築されたそうです。ローマのコロッセオを小さくしたような感じでした。建物自体も歴史を感じさせますが、この遺跡の最大のみどころはロケーションでしょう。切り立った崖の先っぽに地形をいかして建てられてます。イタリアに来るといつも思うんですが、こんなの建てるのにどんだけの時間と人が必要だったんだろうと思う建物がいたるところにあります。そこで普通に人が生活してるのが、なんだか不思議な感じです。
タオルミナで行きたかったお店の予約を取り、ちょっと小腹が空いたのでタオルミナのお店で休憩。
イタリアの代表的なビール
アランチーニ(ライスコロッケ)
カンノーロ(シチリアの代表的なドルチェ)

小腹を満たして、
エトナのワイナリーに向かいました。車で約1時間ぐらいで到着。
エトナ山の麓、Linguaglossaというコムーネにあるワイナリー" Gambino "です。
日本にはまだ輸入されてないので、飲むのは初めてです。
ティスティングルームはキレイで広いです。




ワインに合わせていただいた軽いおつまみ
最初は4種類のワインの試飲の予定だったのですが、結局この後さらに2種類飲ませていただき計6種類いただきました。気に入ったワインをサンプルとして購入しました。
試飲の際のワインの説明も丁寧で、ワイナリー訪問初心者の人にはオススメです。ただし、車以外ではたどり着けませんのでご注意を。(まぁエトナのワイナリーはほぼ車以外ではたどり着けませんが)

タオルミナに戻り、ディナーの予約をしたお店へ。
Trattoria da Nino

シチリアの地ぶどう グリッロの白ワイン

Anti Pasto
生のスカンピと地物のエビのマリネ

スカンピは予想通りの味、エビのマリネはシチリアらしくオレンジと。なかなか合います。ただワイナリーのおつまみが意外に量があったため、あまりお腹が減っていません。今日は一人前をシェアすることに。
カタクチイワシのマリネ

オーナーがこれも食べてとサービスしてくれました。
ウニのスパゲッティ

日本のウニにくらべて、甘みはあまりありませんが、また違った旨さを感じます。
スズキのロースト

ベテランのカメリエーレに今日のオススメの魚を聞いたところ、今日はスペシャルなスズキが入荷してるというのでオーダーしました。薄くスライスした、ズッキーニとジャガイモを乗せてオーブンで焼いてあります。魚の水分が抜け過ぎないように工夫されています。美味かった〜。
エスプレッソ(これもサービス)
スパイスを漬け込んで作るシチリアの赤ワイン(これもサービス)

初めての来店なのにたくさんサービスしていただきました。ベテランのカメリエーレもかなりいい雰囲気でした。リゾート地で休業しているお店もある中、地元のお客さんに愛されているお店でした。






イタリア研修 No.3 カターニア-アチレアーレ-タオルミナ編

現在、シチリアのパレルモからナポリに向けて、フェリーに乗船中です(だったのですが、その後爆睡、書き終わらずに今はトスカーナのサトゥルニアという町に宿泊中)。
さて今回はようやくイタリアシチリア編です。イスタンブールの現地時間を間違えるという信じられないトラブルをなんとか切り抜け、無事にシチリアのカターニアに到着しました。そのまま空港でレンタカーをピックアップする予定なのでレンタカーオフィスに向かいました。無事にレンタカーの受け付けを済ませたところ、受け付けのおじさんが来年の2月に日本に行くんだよ。と話しかけてきました。話しを聞くと息子さんが日本人の女性と結婚したそうです。その後いろいろと話しをして、カターニア周辺のレストラン事情を聞いて、特に魚介のおいしい店を教えてもらいました。予定が決まっていない時はいつもこの方法を使います。特にイタリアではかなり有効な手段なんです。だいたいのイタリア人はかなり詳しく教えてくれます。魚介ならあの店、肉ならこっち、内臓料理ならこの店みたいな感じで。
今回教えてもらった店はカターニアの町から車で30分ぐらいのアチレアーレという町のイル ルデーリ パノラミコというリストランテでした。レストランの住所に着いたのですが、肝心のお店が見つかりません。車を降りて探したりもしましたが見つかりません。30分から1時間近くぐるぐる探して看板を発見。お店っぽい建物も見つかったのですが、完全に真っ暗。どうやら移転したようなんです。移転先の店も見つけたのですが、なんとクローズ。シチリアの海沿いのレストランは11月はシーズンオフで休みのところが多いのはわかっていましたが、残念。今朝のイスタンブールといい、今回といい、今日はこういう日なんだと言い聞かせて、腹ぺこのまま今日の宿泊先のタオルミナに向かいました(といってもホテルの予約は車の中で取ったのですが)。ホテルにチェックインを済ませ、フロントのスタッフに今からディナーを食べれるレストランはない?と聞いたところ、ホテルの目の前にリストランテが。11時までやってるとのことなので、慌てて荷物を運び込んでレストランにダッシュしました。この時すでに10時過ぎ。しかし"リストランテ ディ ジョバンニ"のスタッフはこころ良く席に案内してくださいました。その時のオーダーがこちら。

エトナの白ワインですがお初にお目にかかります。全体的にフルーティなんですが、エトナの白らしくカチっとしたところもあり、なかなか良い感じ。

Anti pasto
スモークしたサーモン、マグロ、カジキのカルパッチョ

日本ではあまり見かけませんが、シチリアでは他の店でもスモークのカルパッチョを見かけました。スモーク加減も半生ぐらいでまぁまぁいけました。鮮度の悪い魚を生で出されるよりは数倍いいです。
Primo Piatto
魚介のリゾット

タコ、イカ、エビ、その他写真では分かりませんが、小さいアサリや正体不明の貝も入っていました。しっかりと魚介のスープで炊いた感じで美味しかったです。ただ、量が日本の倍以上あり、一食目にして早くもイタリアの洗礼を受けました。
Second Piatto
魚介のフリット

カタクチイワシ、イカ、スズキ、エビです。セモリナ粉で軽く揚がっていて、素朴な味わい。おいしくいただきましたがお腹はパンク寸前。
Dolce
レモンのソルベ
お腹はイッパイでもこれならと注文。ソルベなんですが、なめらかで不思議な食感。メレンゲでも入ってるのかな〜。とシェフと分析。

今日のディナーは半ば諦めかけていたので、お腹も満たされ満足でした。

そして最後に今日のイタリアの水です。
イタリアのレストランでは必ずミネラルウォーターの注文の有無を聞かれます。注文しなくてもいいのですが、まぁ注文しておきましょう。ガスなしの場合はNaturale(ナツゥラーレ)、ガスありの場合はFrizzante(フリッツァンテ)と答えましょう。イタリアにはラベルのデザインがなかなか良い物があるので今回イタリアで出会ったお水を毎回ご紹介します。
アクアパンナ

ガスなしの水ではイタリアの飲食店でいちばん目にする銘柄です。日本にも輸入されていますが、日本の物は瓶が透明です。ちなみにプレッツァにもありますよ〜。癖のない軟水です。

次回はタオルミナ編です。




トラットリア プレッツァ
営業時間のご案内

Lunch 11:30~14:30
(Last order 13:45)
ランチは土曜、日曜お休み
Dinner 18:00~23:00
(Last Order 21:30)
定休日 毎週火曜日

Trattoria Purezza

埼玉県久喜市久喜中央3-9-60
0480-26-1210
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