とっくに帰国してますが、記憶が薄れないうちにイタリア研修の様子をご紹介します。
今回はタオルミナ-サンタルフィオ編です。タオルミナに連泊し、朝から海水浴です。
ホテルの前の階段をおりてビーチへ
結構長い階段です
水はかなりの透明度です
イゾラベッラは歩いて行けます
ビーチは基本的には小石ですが、丸まっているのでさほど痛くありません。ビーチは白砂がいいなぁーと思ってましたが、小石もいいもんです。砂が体につかないので、結構快適に過ごせます。ナポリの青の洞窟があまりにも有名ですが、ここでも見れるそうです(見に行かなかったですが)。実はイタリア各地に青の洞窟は結構あるそうですよ〜。ビーチではマッサージのおば様が営業してきます。30分で20ユーロとのことでしたが、15ユーロに値切りました。台湾の方らしいですが、かなりの腕前だったようです。シェフが感心してました。数時間ビーチでまったり過ごし、次の目的地に向かいました。
タオルミナから車で山道を1時間ほど走り、サンタルフィオに到着です。サンタルフィオはエトナ山の東側に位置する人口たったの1600人ほどの小さな村です。お目当てはここにあるアグリツーリズモに泊まって、食事をするのが目的です。
Agriturismo " CASE PERROTTA "
アグリの入口
この先にアグリがあります
アグリの建物
正面がランチで使う建物で左側が宿泊棟です。こちらはもともと修道院だった建物を改装して、アグリツーリズモをされてます。
ランチはアラカルトでもプリフィックスのコースでもどちらでも選べます。70席ぐらいはあるでしょうか?土曜日のお昼ということもあり、この後満席になりました(こんな山奥にスゴイな)。地元の人がほとんどでイタリア人以外は見かけませんでした(たぶん)。
周りのテーブルを見渡し、ポーションを確認してプリフィックスのコース1人前を二人でシェアすることに。
Feud'O Gambino
ハウスワインをオーダーすると、なんと昨日訪問したGambinoのワインが。こんな偶然もあるんですね〜。
シチリア産の古代小麦を使ったパン
前菜の盛り合わせ
野菜中心の前菜です。繊細で洗練された料理ではありませんが、シンプルで奥深い味わいでした。こういうのが食べたくてここに来たんです。
ネブローディ豚の生ハムとチーズ
前菜盛り合わせ パート2
フリットやポレンタ、オレンジのサラダなど
ピスタチオのラビオリとラディキオのリゾット
豚のラグーマッケローニ
ポルチーニのリゾット
それぞれ特徴があって美味いです。あくまで自然体で素朴な味ですがそれがまたいいですね〜。
ロバ肉の煮込み
エスプレッソ
これで1人前ですよ〜。とても1人では食べきれません。料理はシンプルでどれも美味しかったです。
この後はここに泊まるだけなのでお腹を減らすことも兼ねてアグリの敷地内を散歩することに。
オリーブ畑 奥にはエトナ山が噴煙をあげてます
柿の木を発見
イタリアでも柿はよく使われます。発音はカキです。
ジャスミンの花が咲いてました
井戸もありました
駐車場もオリーブの樹の下
今回、シチリアでお世話になったのはアルファロメオ ジュリエッタ。乗り心地も良く、山道を走るには快適でした。
いちおう後ろからも
この後、部屋でゆっくりしているとそろそろディナーの時間に。でも全くお腹が空いてません。どうしましょう。
夜のアグリ
ディナーは別の部屋で
ランチの部屋よりこじんまりしてます
古いながらもセンスがいいです
Etna Rosso Barone di Villagrande
ワインはもちろんエトナロッソです。この作り手もお初です。基本的にレストランで頼むワインは地元のものをチョイスします。
さて、オーダーですがお腹が減ってないので、プリモはなしで前菜とメインをチョイスしました。
ラディキオとペコリーノチーズ
ラディキオをソテーしてチーズと絡めてあります。自家製のハチミツも加えてあり、ラディキオの苦味とチーズの塩味、ハチミツの甘みの複雑な味わい。かなり大人の一皿ですね〜。
子羊のグリル
日本で食べるものよりもいい意味で羊らしい味です。炭で焼いているので香ばしくて、この羊には炭の香りがよく合います。
シナモンのパンナコッタ
パンナコッタというよりはシナモンのゼリーといった感じ。
ピスタチオのジェラート
これはかなり美味いです。もろピスタチオです。イタリアに来たらこれは食べなきゃいけません。
エスプレッソとサービスで頂いたシナモンのリキュールとレモンチェッロ
シナモンのリキュールがかなり美味かったです。それにしてもお腹が空かなかったのでこれしか食べれなかったのが残念でした。他にも食べたいものがあったんですが。ここも車がないとなかなか行けませんがオススメのアグリツーリズモです。
本日の水 MANGIATORELLA
本日の水 NATIA