先日の休みに行ってきました、新潟県魚沼の栃尾又温泉をご紹介します。
関越自動車道小出インターから約20分走ると山間にひっそりと見えてきます。
栃尾又温泉 宝巌堂
部屋にはまだこたつが。 夜はまだ寒いです。宿の周りには残雪がありました。
栃尾又温泉は天然のラジウム泉としては日本で第二位のラジウムの含有量で、奈良時代から続く温泉です。泉温は35.4度とぬるい温泉で、加温もしない源泉かけ流し。現代人の羊水と呼ばれていて、2,3時間かけてゆっくり入ると聞いていたので、そんなに入っていられるか心配でした(私は熱めのお湯が好みなので)。
湯小屋に向かい階段を降りる
まだ降りる
ようやく到着
霊泉 下の湯
風情があって、いかにも湯治場らしい湯小屋です。お湯に入ると本当にぬるい。冷たくはないんですが、ぬるいんです。これ以上温度が低かったら体が冷えて長くは入れないと思います。逆にこれ以上熱くても2,3時間入るのは無理なのかもしれません。なんとも心地よくて、途中居眠りもしながら2時間入ってました。滞在中(1泊)に計4回入りました。シェフは5回。
さて、今回のもう一つのお目当ての食事です。宿の予約を取る際に電話で、山菜はいっぱい取れてるか確認済みなので、安心して食事処に向かいます。
夜の献立
食前酒 八海山梅酒
山菜尽くし
左 こごめ (こごみ). 右 あぶらこごめ
山うどの胡麻和え
わらびの辛子酢醤油
うるい梅酢
木の芽(あけびの新芽)のおひたし
高野豆腐の含め煮
こしあぶらの塩炒め
魚沼美雪ますのカルパッチョ
山菜の天ぷら
(根曲がり竹、よもぎ、山うど、こしあぶら)
越後牛ヒレ肉ステーキ
村上産桜鱒の塩引 (食べかけ)
魚沼産コシヒカリ、味噌汁
地元の旬の素材を使った、素晴らしい料理でした。ただの田舎料理ではなく、素材の味を引き立てる繊細な味付けがみごとでした。当然ながらお米は最高に美味しかったです。ちなみに写真は撮っていませんが、地元の酒と一緒にいただいたのは言うまでもありません。
栃尾又温泉はとても静かな場所でのんびりするには最適です。お風呂に入って、昼寝して、本を読んで、散歩をして、ご飯を食べて、そんな感じで2,3日入れたら最高ですね(仕事に復帰出来なくなるかもしれませんが)。これから新緑の季節もオススメです。