このブログを書いている今、エトナ山の麓のアグリツーリズモに宿泊しています。このアグリのことはまた後ほど。前回の続きをご紹介します。
イスタンブールで一泊して、出発が14:20のカターニア行きの飛行機だったのですが、ちょっと早めに空港に向かいました。空港までの送迎はホテルにお願いして車を手配していただきましたが、トルコの運転手の運転はすごいですよ〜!ぶっ飛ばします!空港からホテルまでの運転手も同様にぶっ飛ばしてました。ちょっとしたアトラクション感覚です。イタリアの運転手さんも結構飛ばしますが、ここまでじゃないですね。シェフはちょっとビビってました。
空港に早く向った理由はターキッシュエアラインのラウンジを利用したかったためなんです。ビジネスクラスのラウンジとしては世界の空港の中でも最高レベルと評判なんです。
ラウンジの内部
グランドピアノ?
ゴルフのシュミレーター?
その他にもビリヤード台やシャワールームはもちろん、個室の仮眠室までありました。設備以上に評判なのは食事です。これはもうラウンジの食事としてはあり得ないレベルでした。
生地から調理まですべて目の前で手作りのかなり小さいラビオリ
細長い舟のような生地に具材を乗せて焼き上げます。こちらも生地からすべて目の前で調理します。
ケバブも目の前で焼いてくれます。
デザートも充実
その他、アルコール、フレッシュジュース、エスプレッソ、トルココーヒー、特にワインは20種類ぐらいありました。規模も設備も食事も今まで経験したラウンジとはレベルが違いました。街のレストランよりもケバブが美味しかったです。
実はこんなにおいしい物がたくさんあるのに、ケバブを少ししか食べれなかったんです。フライトまでまだ1時間半ぐらいの時にケバブを焼いてもらっていた時の話です。ふとトイレに立ってフライトスケジュールの掲示板をふと眺めました。フライトの遅れはないか確かめるぐらいの気持ちだったんですが、なんとそこに信じられない表示が!
TK1395 IST-CTA 14:20 Final Call
一瞬なんで???まだフライトまでは1時間半近くあるのにFinal Callって。掲示板の時刻表示をみてビックリ‼︎なんとそこには13:59との表示が。自分のiPhoneの時計は12:59。信じられない気持ちでラウンジのスタッフに時間を聞くと14:00とのこと。出発時刻まで20分しかありません。ケバブを食べていたシェフを慌てて呼びに行って、そこからは猛ダッシュ!歩くと15分ぐらいかかるゲートまで5分で駆け抜け、到着したのは出発時刻の約10分前でした。ゲートはまだ開いていたのでギリギリ乗り遅れずにすみました。
イスタンブールに到着したのは定刻通りの時間だったので、その時はiPhoneの時計など気にもしませんでした。その後、マッタリ過ごしていたので1時間のズレに気が付かなかったのです。事の真相はサマータイムが原因でした。もちろんサマータイムは知っていましたし、だいたい10月の最終日曜日とかに終了することも分かっていました。まぁでも11月だしサマータイムは関係ないと思ってました。しかしなんと、2015年のトルコのサマータイムは11/8まで延長されたそうです。なに、サマータイムって延長とかあるの?初めて知りました。その延長に私もiPhoneも気が付かなかったという事ですね。おかげでラウンジの食事を食べ損ない、シェフはかなり悔しがってました。という事で次回のイタリア研修もトルコ経由でのイタリア行きが、イスタンブールからカターニアの機内で決定しました〜!皆さんも海外旅行には電波式の腕時計を持って行きましょうね〜!
それでは今日はこのあたりで。次回はようやくイタリア編です。