トラットリア プレッツァの美味しいお話

埼玉県久喜市でひっそりと営業しているイタリアンレストラン、トラットリア プレッツァの公式ブログ イタリアワインの完全主観的ブログや食材や料理の美味しいお話。

イタリア絶品料理

ローマ風煮込み

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_ “牛スジ肉の煮込み ローマ風“

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実はオープン当時からのメニューなんですがしばらくご提供していませんでした。先週から復活しました〜

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ローマのテスタッチョ地区やフィレンツェには臓物料理を提供するレストランがいくつもありますが、いろんなお店で食べた料理をシェフがアレンジしてます。 

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イタリアに行くとこういう煮込み料理にこそ魅力を感じます。先週かなりの量を仕込んだのですが、すぐに無くなってしまい、本日また仕込みました。ぜひ一度ご賞味ください!

イタリアからのお持ち帰り

イタリアから帰国して今日まで、たくさんのお客様にご来店いただきました。おかげさまで、イタリアから持ち帰った食材は大好評でした。

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アックアラーニャ産 黒トリュフとオーシャンビーフ ヒレ肉


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アックアラーニャ産 黒トリュフのカルボナーラ

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アックアラーニャ産 白トリュフのタリアテッレ

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エミリアロマーニャ産 ポルチーニのソテー

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アックアラーニャ産クルミとチーズの盛り合わせ

その他、ノヴェッロのオリーブオイルやサラミ類などもとても喜んでいただきました。

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今回のイタリア-アルゼンチン研修の様子はまだ半分もご紹介出来ていませんが、これから少しずつご紹介していきますのでよろしくお願いします!

フレッシュポルチーニを持ち帰ります!

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11/9(金)より営業再開します!

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帰国日当日、ボローニャで立ち寄ったトラットリア カサミアでフレッシュポルチーニを無理を言って分けていただき、持って帰ってきました。飛行機に乗る4時間前に届いた、採れたてです!

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今年はポルチーニが不作で日本への入荷が減ってると聞いていたんですが、ボローニャやマルケではたくさん採れてるそうです。

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帰国日当日、宿泊していたフィレンツェから電話をすると運良く1テーブル空いていたので、ボローニャで今回のイタリア研修最後の食事をすることに。ボローニャに行くからにはフレッシュポルチーニを食べたかったので確認すると、午前中に届く予定のポルチーニがまだ届いていないとのことでした。ボローニャまで約1時間かかるので、その間に届くことを期待して車を走らせボローニャへ。

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店に着くと「ポルチーニ届いたわよ!」と嬉しいひとこと。グリルでもフリットでもパスタでもなんでも作ってくれると言っていただいたので、グリルとパスタ、その他にモッツァレラとナスのインパナータ、パサテッリインブロードをオーダー。

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味付けはシンプルで塩加減が物足りなく感じるほんの一歩手前の絶妙な感じでした。贅沢なランチでした〜

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ワインはエミリアロマーニャのMonticinoという造り手のソーヴィニヨンブラン。強すぎない香りと穏やかな雰囲気で、ちょっと意外なくらいに美味しかったです。まさに食事に寄り添うイタリアワインの真骨頂といった感じでした。でも残念ながら日本未入荷です。(たぶん。)

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フレッシュポルチーニを食べられただけで満足だったのですが、お店で提供したいと事情を説明したところ快く分けていただきました。名刺を交換して、「日本に行った時は店の厨房に立たせてくれ」とまで言っていただきました。ボローニャに行った際はぜひ行ってみてください!予約は必須ですよ〜

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イタリア研修 2015 No.9 ローマ編

さて本日は、早くしないと記憶が薄れてしまいそうなので、イタリア研修の続きをご紹介します。
前回はナポリからローマに向かったところまでご紹介しました。ナポリから約1時間でローマに到着です。荷物もあるのでまずはホテルにチェックイン。


A Trastevere da M.E.

ローマの中心部からテベレ川を渡った、トラステヴェレ地区にあるホテルです。部屋はさほど大きくありませんが、清潔感がありコスパは良いです。
ローマは4年ぶりです。今回は行ってみたいエノテカがあったので、ついでに1泊する予定で立ち寄りました。
ホテルでチェックインを済まし、しばし休憩した後、ディナーためにホテルを出発。すでに目星をつけたオステリアがあるので、お腹を空かすためにも徒歩で行くことに。

夜のテベレ川を渡ります。ちなみに昼間だとこんな感じ。

いい感じで飲んでますね〜

歩くこと15分、目的のオステリアに着きました。
Osteria da Fortunata 

このオステリアの売りは名物マンマ特製の手打ちパスタです。
お店の中でひたすらパスタを作ってます。ローマの人に愛されているのでしょう。店の前を通る人達がマンマに手を振っていきます。お店の雰囲気は活気があっていい感じです。メニューを見るとそそられるものがかなりあります。でも周りのテーブルを見る限り、予想通りのポーションの多さで3品が限界と判断。そこでまずはモッツァレラ ブッファラをオーダー。
ワインはもちろんローマの地酒 フラスカーティをオーダー。フラスカーティは気軽にガブガブ飲みましょう。

モッツァレラ ブッファラとルッコラ

プリモとセコンドのために軽めにと思ってオーダーしたものの、かなりの大きさでびっくり。水牛ならではのミルキーさで美味しいですが、4人でちょうどいいぐらいの量ですね。

マッケローニ のアマトリチャーナ

アマトリチャーナはローマを代表するパスタですが、ローマの北東にある山間のアマトリーチェという町が語源だそうです。グアンチャーレ(豚の頰肉の塩漬け)とペコリーノロマーノチーズ、トマトを使ったシンプルなパスタです。マンマの打ち立てのパスタは歯応えしっかり、小麦を食べてることを実感出来ます。

ポルペッティのレモンソース

セコンドはポルペッティ(イタリアのミートボール)を選択。レモンソースというのが珍しく、ちょっと食べてみたくなりました。こちらも見ため以上に食べ応えがあります。
コントルノはちょっと苦みのある野菜のソテー、えーっと野菜の名前は忘れました(ダメじゃん)。基本的にイタリアのオステリアやトラットリアのセコンド(メイン)料理には付け合わせの野菜は付かないので、別に注文します。
その後、となりのテーブルに運ばれたフリットミスト(フリットの盛り合わせ)がものすごく美味しそうだったのですが、あまりの量の多さとここまででかなりお腹がいっぱいになっていたので泣く泣く断念。いつも感じることですが、イタリア人の食の太さには脱帽です。平気な顔してプリモとセコンドを1人1皿たいらげます。さらにテーブルに出されたパンをガンガン食べます。若者だけじゃなく、おじさま達やおばさま達まで。私達はそんなイタリア人に感心しながら、エスプレッソをいただき、ごちそうさまでした。飾らない旨さとオステリアらしい気さくな接客が魅力のオステリアです。地元のローマっ子に人気なのも納得です。
最後に一生懸命パスタを打ち続けるマンマの写真を撮らせていただきました。
次回も立ち寄りたいオステリアです。

さてお腹もかなり満たされて、目的のエノテカに向かいます。
Enoteca Vino e Olio

先程のオステリアから歩いて10分ほどで到着。おそらくはローマでも知る人ぞ知るエノテカでしょう。観光客はそうはいないと思います。店内は常連のお客さんで賑わってます。店内どころか店の外の道路に座ってワインを飲んでるお客もチラホラ。
店内
店内 
店内

店を入るとすぐにカウンターがあり、そこでオーダーをしてワインを受け取ります。立ちながら飲むもよし、テーブルで座って飲むもよし、店の外で飲むもよしと好きなところで勝手にどうぞといった感じです。グラスワインも10種類程度あり、そのセレクションは実に素晴らしく、まじめに選んでるな〜って感じです。近くに住んでいたら、週3は行ってしまいそうなエノテカです。ローマに行っておいしいワインを飲みたい人はオススメです。
周りの道はちょっと暗いので、気を付けて下さいね。

今回はこの辺で。次回もローマ編です。



イタリア研修 2015 No.8 ナポリ編

あっという間に2月も終わり、もう3月ですね。さて本日はしばらく更新してなかった、イタリア研修食いしん坊旅行の続きをご紹介します。

前回はシチリアのパレルモからナポリ行きのフェリーの船内の様子までご紹介しました。今日はナポリ編です。

フェリーからみるヴェスビオ火山

朝6時過ぎにナポリに到着です。正直もう少し寝ていたかったのですが、しょうがなく下船の準備です。さて今日はローマに宿泊予定なので最終的にはローマまで移動するのですが、このままローマまで行ってしまうか、ナポリを軽く散策するか決めかねていました。実は今までイタリアで何度となく食事をしたきましたが、Pizzaは一度ぐらいしか食べたことがないんです。別に嫌いなわけではないんですが。というのも一般的にイタリアのリストランテやトラットリアにはPizzaはありません。有名な観光スポットにあるお店にはPizza もメニューに載っていることがよくありますが、 PizzaはPizzeria という専門店で食べるのが一般的です。せっかくナポリに来たので、Pizzaを食べてからローマに向かうことになり、ナポリ駅で荷物を預け、ナポリ市内を散策しました。
ナポリの路地
ナポリの路地 2
ナポリの路地裏

さて数あるPizzeria から選んだお店はこちら。
Di Matteo

(お昼時はこんな感じになります)

店内でも食べれますが、外で立ち食いをしてる人が多いです。
シンプルなPizzaは1.5ユーロ(安い)とコロッケ

生地とトマトソースがおいしいです。モッツァレラとバジルはおまけ程度。やっぱりPizzaは生地が美味しくないとですね。
Pizzaも食べたのでローマに向かうために駅に向かって歩いていると街の魚屋さんにおいしそうな魚たちが。
ナポリの魚屋

イワシや活タコ、シャコに太刀魚とおいしそうです。さっきPizza を食べたばかりなのに気になります。魚屋の店員にここの魚が食べれるオススメのお店を聞いてみると得意気にお店を教えてくれました。しかも俺の紹介だと店で言ってみなと自分の名刺までくれました。ということで予定変更でナポリでランチを食べることに。まだお店が開くまで時間があるので再び街を散策していると可愛いお店をシェフが発見。
ナポリが好きで移住してきたフランス人のオーナーが経営する焼物屋さん

オーナーとシェフ

可愛いお皿やエスプレッソカップなどを売ってます。すべてオーナーの手作りだそうです。そろそろオープンの時間になったので教えてもらったトラットリアに向かいます。

Trattoria da Carmine
店内の様子
前菜は自分で好きなものをセルフで取り分けます。シチリアやナポリにはこのスタイルが多いですね。ここでさっき魚屋で見て食べたかった太刀魚の料理はあるかと訪ねると今日は仕入れてないとのこと。すると店員さんが店の奥に行って何やらスタッフと話しています。少しすると店員がやってきて、魚屋に太刀魚を持って来てもらうからちょっと待っててくれと言われました。すると5分ほどで魚屋さんが太刀魚を持って来てくれました。そして出てきた料理がこちら。
太刀魚のCocciotto(軽い煮込み)

優しい味でかなり美味しい。何より初めての客のわがままなオーダーに親切に答えてくれたお店の方に感謝、感謝です。
お腹も満たされ今度こそローマに向かいます。
ローマ テルミニ駅に到着

長くなったので今日はこの辺で。次回はローマ編です。











トラットリア プレッツァ
営業時間のご案内

Lunch 11:30~14:30
(Last order 13:45)
ランチは土曜、日曜お休み
Dinner 18:00~23:00
(Last Order 21:30)
定休日 毎週火曜日

Trattoria Purezza

埼玉県久喜市久喜中央3-9-60
0480-26-1210
ギャラリー
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