トラットリア プレッツァの美味しいお話

埼玉県久喜市でひっそりと営業しているイタリアンレストラン、トラットリア プレッツァの公式ブログ イタリアワインの完全主観的ブログや食材や料理の美味しいお話。

イタリア絶品料理

イタリア研修 2015 No.9 ローマ編

さて本日は、早くしないと記憶が薄れてしまいそうなので、イタリア研修の続きをご紹介します。
前回はナポリからローマに向かったところまでご紹介しました。ナポリから約1時間でローマに到着です。荷物もあるのでまずはホテルにチェックイン。


A Trastevere da M.E.

ローマの中心部からテベレ川を渡った、トラステヴェレ地区にあるホテルです。部屋はさほど大きくありませんが、清潔感がありコスパは良いです。
ローマは4年ぶりです。今回は行ってみたいエノテカがあったので、ついでに1泊する予定で立ち寄りました。
ホテルでチェックインを済まし、しばし休憩した後、ディナーためにホテルを出発。すでに目星をつけたオステリアがあるので、お腹を空かすためにも徒歩で行くことに。

夜のテベレ川を渡ります。ちなみに昼間だとこんな感じ。

いい感じで飲んでますね〜

歩くこと15分、目的のオステリアに着きました。
Osteria da Fortunata 

このオステリアの売りは名物マンマ特製の手打ちパスタです。
お店の中でひたすらパスタを作ってます。ローマの人に愛されているのでしょう。店の前を通る人達がマンマに手を振っていきます。お店の雰囲気は活気があっていい感じです。メニューを見るとそそられるものがかなりあります。でも周りのテーブルを見る限り、予想通りのポーションの多さで3品が限界と判断。そこでまずはモッツァレラ ブッファラをオーダー。
ワインはもちろんローマの地酒 フラスカーティをオーダー。フラスカーティは気軽にガブガブ飲みましょう。

モッツァレラ ブッファラとルッコラ

プリモとセコンドのために軽めにと思ってオーダーしたものの、かなりの大きさでびっくり。水牛ならではのミルキーさで美味しいですが、4人でちょうどいいぐらいの量ですね。

マッケローニ のアマトリチャーナ

アマトリチャーナはローマを代表するパスタですが、ローマの北東にある山間のアマトリーチェという町が語源だそうです。グアンチャーレ(豚の頰肉の塩漬け)とペコリーノロマーノチーズ、トマトを使ったシンプルなパスタです。マンマの打ち立てのパスタは歯応えしっかり、小麦を食べてることを実感出来ます。

ポルペッティのレモンソース

セコンドはポルペッティ(イタリアのミートボール)を選択。レモンソースというのが珍しく、ちょっと食べてみたくなりました。こちらも見ため以上に食べ応えがあります。
コントルノはちょっと苦みのある野菜のソテー、えーっと野菜の名前は忘れました(ダメじゃん)。基本的にイタリアのオステリアやトラットリアのセコンド(メイン)料理には付け合わせの野菜は付かないので、別に注文します。
その後、となりのテーブルに運ばれたフリットミスト(フリットの盛り合わせ)がものすごく美味しそうだったのですが、あまりの量の多さとここまででかなりお腹がいっぱいになっていたので泣く泣く断念。いつも感じることですが、イタリア人の食の太さには脱帽です。平気な顔してプリモとセコンドを1人1皿たいらげます。さらにテーブルに出されたパンをガンガン食べます。若者だけじゃなく、おじさま達やおばさま達まで。私達はそんなイタリア人に感心しながら、エスプレッソをいただき、ごちそうさまでした。飾らない旨さとオステリアらしい気さくな接客が魅力のオステリアです。地元のローマっ子に人気なのも納得です。
最後に一生懸命パスタを打ち続けるマンマの写真を撮らせていただきました。
次回も立ち寄りたいオステリアです。

さてお腹もかなり満たされて、目的のエノテカに向かいます。
Enoteca Vino e Olio

先程のオステリアから歩いて10分ほどで到着。おそらくはローマでも知る人ぞ知るエノテカでしょう。観光客はそうはいないと思います。店内は常連のお客さんで賑わってます。店内どころか店の外の道路に座ってワインを飲んでるお客もチラホラ。
店内
店内 
店内

店を入るとすぐにカウンターがあり、そこでオーダーをしてワインを受け取ります。立ちながら飲むもよし、テーブルで座って飲むもよし、店の外で飲むもよしと好きなところで勝手にどうぞといった感じです。グラスワインも10種類程度あり、そのセレクションは実に素晴らしく、まじめに選んでるな〜って感じです。近くに住んでいたら、週3は行ってしまいそうなエノテカです。ローマに行っておいしいワインを飲みたい人はオススメです。
周りの道はちょっと暗いので、気を付けて下さいね。

今回はこの辺で。次回もローマ編です。



イタリア研修 2015 No.8 ナポリ編

あっという間に2月も終わり、もう3月ですね。さて本日はしばらく更新してなかった、イタリア研修食いしん坊旅行の続きをご紹介します。

前回はシチリアのパレルモからナポリ行きのフェリーの船内の様子までご紹介しました。今日はナポリ編です。

フェリーからみるヴェスビオ火山

朝6時過ぎにナポリに到着です。正直もう少し寝ていたかったのですが、しょうがなく下船の準備です。さて今日はローマに宿泊予定なので最終的にはローマまで移動するのですが、このままローマまで行ってしまうか、ナポリを軽く散策するか決めかねていました。実は今までイタリアで何度となく食事をしたきましたが、Pizzaは一度ぐらいしか食べたことがないんです。別に嫌いなわけではないんですが。というのも一般的にイタリアのリストランテやトラットリアにはPizzaはありません。有名な観光スポットにあるお店にはPizza もメニューに載っていることがよくありますが、 PizzaはPizzeria という専門店で食べるのが一般的です。せっかくナポリに来たので、Pizzaを食べてからローマに向かうことになり、ナポリ駅で荷物を預け、ナポリ市内を散策しました。
ナポリの路地
ナポリの路地 2
ナポリの路地裏

さて数あるPizzeria から選んだお店はこちら。
Di Matteo

(お昼時はこんな感じになります)

店内でも食べれますが、外で立ち食いをしてる人が多いです。
シンプルなPizzaは1.5ユーロ(安い)とコロッケ

生地とトマトソースがおいしいです。モッツァレラとバジルはおまけ程度。やっぱりPizzaは生地が美味しくないとですね。
Pizzaも食べたのでローマに向かうために駅に向かって歩いていると街の魚屋さんにおいしそうな魚たちが。
ナポリの魚屋

イワシや活タコ、シャコに太刀魚とおいしそうです。さっきPizza を食べたばかりなのに気になります。魚屋の店員にここの魚が食べれるオススメのお店を聞いてみると得意気にお店を教えてくれました。しかも俺の紹介だと店で言ってみなと自分の名刺までくれました。ということで予定変更でナポリでランチを食べることに。まだお店が開くまで時間があるので再び街を散策していると可愛いお店をシェフが発見。
ナポリが好きで移住してきたフランス人のオーナーが経営する焼物屋さん

オーナーとシェフ

可愛いお皿やエスプレッソカップなどを売ってます。すべてオーナーの手作りだそうです。そろそろオープンの時間になったので教えてもらったトラットリアに向かいます。

Trattoria da Carmine
店内の様子
前菜は自分で好きなものをセルフで取り分けます。シチリアやナポリにはこのスタイルが多いですね。ここでさっき魚屋で見て食べたかった太刀魚の料理はあるかと訪ねると今日は仕入れてないとのこと。すると店員さんが店の奥に行って何やらスタッフと話しています。少しすると店員がやってきて、魚屋に太刀魚を持って来てもらうからちょっと待っててくれと言われました。すると5分ほどで魚屋さんが太刀魚を持って来てくれました。そして出てきた料理がこちら。
太刀魚のCocciotto(軽い煮込み)

優しい味でかなり美味しい。何より初めての客のわがままなオーダーに親切に答えてくれたお店の方に感謝、感謝です。
お腹も満たされ今度こそローマに向かいます。
ローマ テルミニ駅に到着

長くなったので今日はこの辺で。次回はローマ編です。











イタリア研修 No.6 サンタルフィオ-シナグラ-パレルモ編

久しぶりにイタリア研修のブログを更新します。前回ご紹介したエトナ山のアグリで一泊し、ランチを食べにエトナ山からネブローディ山脈のトラットリアを目指します。アグリを出発して30分ほど車を走らせると目の前に羊の大群が!
200から300匹はいるでしょうか。どこかに放牧に行く途中でしょうか?道路は完全に羊で塞がれてます。このまま10分ほど羊のお尻を見ながらゆっくりと徐行しました。山道を走ること約2時間、目的地のTrattoria Borrelloに到着です。
イタリアに行く前から行きたいと思っていたトラットリアです。実はこのトラットリアはネブローディ豚を生産する会社が運営するトラットリアなんです。ネブローディ豚は以前のブログでもご紹介しましたが、シチリアのこの地域にしかいない希少な豚なんです。プレッツァでは今年の10月からご提供していましたが、日本ではまだ知られてないと思います。一説にはイベリコ豚の原種とも言われています。
行く前に予約することも出来たのですが、まぁ山の中のトラットリアだし席数もかなりあるみたいだから大丈夫だろうと予約なしで行ったのですが、着いてみるとちょっと様子がおかしい。山道に突如、路駐の車の列が。駐車場も満車です。
こんな山の中です
Trattoria Borrello 

イヤな予感がしたのですが、2席ぐらいは空いてるだろうと店内に。店のマネージャーらしき人に聞いてみると、今日は満席とのこと。予定ではここでランチを食べた後にパレルモに向かう予定だったのですが、どうしましょう?シェフはやっぱり予約すれば良かったのに〜とお怒りモード。ここからパレルモまではおよそ2時間ちょっと。パレルモに泊まって、明日また出直すか、この近くに宿を探すか?うーん、どっちにしても効率が悪い。明日の夜にはフェリーに乗ってナポリに向かう予定なので。諦めきれずもう一度さっきのマネージャーに交渉しに店内に。席が空くまで待つから、空いたら案内してと言うと、ひとつのテーブルのお客さんの予約が3時からだから3時まででいいならOKとのこと。時計を見ると1時過ぎ。まぁイタリア人の日曜日のランチは2時間では短いのかもしれないですが、自分達はぜんぜんOKです!と大逆転で席をゲットし、おまけにシェフの機嫌も一気に回復してランチスタートです。

基本的にランチはコースでの提供のようです。イタリアでは良くあるワインも水も全部コースに含まれてます。

店内はいくつかのフロアに分かれています。多分150席ぐらいはあると思います。奥深い山の中でそれが満席になるとは、さすがイタリアです。いつものように、外国人は見あたりません。

ワインと水がすぐに出てきます。ワインはシチリアの地ブドウ、ネロダーヴォラ。
ネブローディ豚のサラミ、ラルド、生ハム、地元のチーズ 

サラミとラルドがうまい。生肉は日本に輸入され始めましたがサラミ類はまだ輸入されていません。

オリーブと野菜のマリネ

シチリアのオリーブの味付けはどこもガッツリ濃い味です。

マッシュルームとチーズのサラダ

羊のチーズが濃厚です。ルッコラがいいアクセントになってます。

自家製サルシッチャと卵のソテーと地物のキノコのフリット、スモークチーズ

キノコのフリットは食感が良く、サルシッチャは歯応えがかなりあります。味は濃厚でかなりのうまさ。

揚げパンかな?
焼きチーズ

揚げパンに付けていただきました。焼いたチーズに揚げたパンですよ。そりゃ旨いですよ。うまいけどかなりのボリューム。今、コースのどの辺でしょうか?

パスタ3種類
ネブローディ豚のラグーソース マッケローニ、キノコのフェットチーネ、トマトソースのブガッティーニ

ようやくパスタが出てきました。どれも素朴で飾らない味です。繊細な味ではないですが、美味しいです。

ポテトフライ


サラダ

ネブローディ豚と子羊のグリル、自家製サルシッチャなど

これもまたホントに素朴でシンプルな一皿でした。自慢の素材を味わってもらうためのレストランですから、これで正解ですね。


シチリア名物  サボテンの実

シチリアの秋の味です。なかなか言葉で説明するのは難しいですが、ビワと柿の中間のような味かな?甘過ぎず、美味しいですよ。今ではシチリアからイタリア中に出荷してるようです。

ヘーゼルナッツのリキュールとヘーゼルナッツの焼菓子

エスプレッソ

会計した後にバーカウンターで頂けます。それにしても食べたな〜。動きが鈍くなるぐらい満腹です。時計を見ると3時半。あら、大丈夫だったの?まぁこのへんもさすがイタリアです。レストランの隣にはお肉屋さんが併設されてます。

Suino Nero dei Nebrodi (ネブローディの黒豚)   ネブローディ豚の正式名称です。

ネブローディ豚の生ハムやカチョカバッロチーズ

ネブローディ豚のサラミ

ネブローディ豚のパンチェッタやラルド

生肉や自家製サルシッチャ

さすがに生ハムは買って帰れないので、サラミとラルドを購入しました。帰国後、お店でご提供してます。一時はどうなることかと思いましたが、心も胃袋も大満足のランチでした。

この後パレルモに到着しましたが、お昼に食べ過ぎたため、とりあえずワインバーでワインだけいただきました。
パレルモ  夜のマッシモ劇場

散歩もしたのですが、お腹が空く様子もなし。今日は食事は諦めて、明日に備えてホテルで休むことにしました。皆さんも食べ過ぎには注意しましょう。それでは今回はこの辺で。












おふくろの味



ポルペッティのトマト煮込み

Porpettiはイタリアのミートボールです。イタリア各地で作られる料理ですが、地方によって色々な特徴があります。ナポリではモッツァレラや生ハムを入れたり、北イタリアでは香草をたくさん加えたりと、、まぁ基本的にはイタリアのマンマ(おふくろ)の味の代表選手みたいな料理です。今回は牛肉と豚肉を使い、パンを控えめにして肉肉しさを出して、セージを入れて仕上げています。まずはポルペッティの表面をフライパンで焼いてからトマトソースで3時間煮込みました。このまま仕上げにパルメジャーノをかけて完成ですが、今回はパスタとしてFusilli(フジッリ)と合わせてご提供します。フジッリはらせん状のショートパスタで隙間にソースが絡んで美味しいですよ〜。イタリアの家庭で飲まれているような、軽めのフレッシュな赤ワインをグイグイ飲みながらどうですか?
 

焼きたてです



昨日、今日と嫌な雨ですねー。冬の雨は大嫌いです。どうせなら雪降ればいいのに。
今日はシェフがフォカッチャを焼きました。焼きたてです。プレッツァではいつもバケットをご提供してますが、たまにフォカッチャも出ます。今日はそのたまにの日です。生地にオリーブオイルを使っているので、バケットよりもオリーブオイルに合いますよ。ちなみにバケットの後ろに写っているオリーブオイルはイタリア トスカーナ州 サンヴィンチェンツォのオリーブオイルです。シェフのお気に入りのオリーブオイルなんですが、残念ながら日本に輸入はされていません。実はこのオイルについて書き始めると長くなるので、それは今日の夜にでもアップ します。
トラットリア プレッツァ
営業時間のご案内

Lunch 11:30~14:30
(Last order 13:45)
ランチは土曜、日曜お休み
Dinner 18:00~23:00
(Last Order 21:30)
定休日 毎週火曜日

Trattoria Purezza

埼玉県久喜市久喜中央3-9-60
0480-26-1210
ギャラリー
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