前回はトスカーナ州リボルノでディナーを食べたところまでご紹介しました。
本日はリボルノを出発してピエモンテ州アスティを目指します。およそ300kmの道のりです。

ホテルをチェックアウトしてお昼前にリボルノを出発。途中、ジェノバで昼ごはんを食べる予定でした。ちょっと良さげなお店をジェノバ郊外に見つけたので、寄ってみたのですが昼の営業は終わってました。仕方なく高速道路のサービスエリアで食事をすることに。

今まで何度もサービスエリアに立ち寄っていましたが、食事をすることはありませんでした。いつもはだいたいエスプレッソを飲んで水を買うぐらいだったので、それなりに楽しみです。いろんな種類のパニーノがおいしいそうです。


20種類ぐらいあるでしょうか?どれもなかなかおいしそうだったのですが、隣で肉をグリルしてました。よく見るとハンバーガーのパテらしき物を焼いていて、匂いにつられてハンバーガーを注文。
チーズバーガー (食べかけですいません)

注文を受けると冷蔵庫からパテを取り出し、焼き始めました。パテが冷凍じゃないところがいいですね〜 味はかなりイケてました。
イタリアの高速道路のサービスエリアはなかなか侮れません。特にエスプレッソはどこで飲んでもかなり美味い。しかも安い。世界的なコーヒーチェーンがイタリアに出店しない理由がこんなところからもわかります。

その後、車で2時間ぐらいでアスティに到着。本日の宿のファミリーに相談しながら今日のディナーのレストラン探しです。食べたいのはもちろん旬のピエモンテ郷土料理です。

たくさんのレストランから選んだのは 
    
 "Trattoria I Borogna" 
トラットリア イ ボローニャ

こちらのトラットリアは有名なワイナリー "La Braida"のオーナーの弟さんが経営してます。お店はアスティから車で20分ぐらいにあるロッケッタ ターナロという小さい町の入り口にあります。
ワイナリーが経営するレストランは美味しい料理にありつける確率が高いような気がします。(ワイナリーの評判を落とすことにもなりかねないので、あまり酷い料理は出せませんよね。)

まずは白ワイン。ここはもちろんピエモンテの地酒、ロエロ アルネイス。

かぼちゃのスープ 
カルドのチーズソース(チーズの名前忘れました。ロビオーラだったような?)

カルドはピエモンテ(特にアスティ)の代表的な冬野菜で、バーニャカウダには欠かせない野菜です。見た目は育ち過ぎたセロリのようで、そのままでは苦くて、硬くて、渋くてとても食べられません。そこで収穫の20日ぐらい前から軟白栽培をするそうです。茎の部分を土などで覆って、光を遮ります。そうすることで美味しく食べることが出来るようになります。それでも食べるにはアク抜きやスジを取らなければなりませんが。
プレッツァでも何回か使ったことがありますが、正直すごくおいしいとは思いません。古くからピエモンテで栽培されているので、地元の人にとっては郷愁を誘う味なんだと思います。

リングエッタ スオーチェラという薄焼きのパン。直訳すると姑の舌。喋りだしたら止まらないということでしょう。確かに食べ始めると止まりません。パンというよりパリパリでグリッシーニの代わりです。
白トリュフのタヤリン

バターで和えた手打ちパスタのタヤリンに白トリュフをかけただけの定番中の定番料理です。何度食べても幸せな気分になりますね〜 白トリュフは。それにしてもこっちが心配になるぐらい白トリュフをかけてくれます。周りのテーブルでは地元のおじさまたちが目玉焼きにタップリと白トリュフをかけてもらってました。
地元のおじさま達

アニョロッテイのセージバターソース

ピエモンテを代表する、ラヴィオリのようなパスタです。ピエモンテのレストランに行くと、だいたいメニューに載ってます。

ここのワイナリーで作っている赤ワインを注文しました。アスティで飲むバルベーラ ダスティはまた格別です。 それ以外にもワインセラーにはヨダレが出そうなワインがたくさんありました。

無造作に置いてありますが、とんでもないワインがゴロゴロ。

ちなみにこちらではワインを購入して持って帰ることも可能です。特にピエモンテのレストランはこういうスタイルが多いような気がします。しかもエノテカ(ワインショップ)ではお目にかかれないようなお宝に出会えることが結構あります。

ボッリート ミスト
 
こちらもピエモンテの冬の代表料理です。この日は牛肉のみでしたが、その他豚や鶏、仔牛などの色々な肉を香味野菜と一緒に茹でたものです。プレッツァでも冬になると時々オススメ料理でご提供してます。お肉ももちろん美味しいんですが、お肉の旨味が溶け込んだブロード(出汁)が美味しいんです。

ボッリート ミストのソースとモスタルダ(フルーツのマスタードシロップ漬け)
牛肉の赤ワイン煮込み

赤ワインを追加 

栗のムース
小菓子
最後はやはり地元のデザートワイン。
幸せ〜

朝、昼とあまり食べてなかったので、この日はかなり食べました。いや〜食べた食べた!

長くなりましたので、今回はこの辺で。