Rosso di Montalcino 2011 / La Cerbaiola (Salvioni)
お客様に一杯ご馳走になりました。
サルヴィオーニはバローロ、バルバレスコと並ぶイタリアの高級ワイン、ブルネッロ ディ モンタルチーノの最高の造り手のひとりです。その唯一無二の味わいと生産量の少なさから、イタリアのみならず世界的にも人気のワインです。今回はブルネッロではなくロッソですが、さすがはサルヴィオーニのロッソです。並じゃありません。実は1年半ほど前に6本購入したワインなのですが、その時に飲んで少し閉じてるように感じたので、しばらく寝かせていました。
グラスから注ぐとその透明感のあるルビー色に期待が膨らみます。注ぎたてから香りが全開とはいきませんが、赤っぽい果実の香りがいいですね。スワリングをして少し経つと土っぽさ、もしくはキノコのような香りをほのかに感じます。口に含むと上品で不足のない酸とほど良いタンニンを感じます。なんといってもその瑞々しい果実味がいちばんの特徴でしょう。瑞々しいといっても水っぽいとは違い、透明感のある果実味です。現時点でもかなり美味しいですが、まだまだこれから良くなるのは間違いないです。エレガントでクリアな果実味、上質なタンニン、不足のない上品な酸、いうことありません。これでロッソか〜！ただただ旨いとしか。参りました。そしてごちそうさまでした！
