Cantina Girlan Sauvignon Flora 2012
カンティーナ ギルラン ソーヴィニョン フローラ 2012
ブログがスタートしてそろそろ1ヶ月。なんとワインのネタは今回が初めて。始める前は、ワインのネタばかりになるんじゃないかと心配したんですが。要らぬ心配でした。
ギルランはアルト アディジェの生産協同組合のひとつ。イタリアにはたくさんの生産協同組合がありますが、特にアルト アディジェには公的な補助金が出るシステムが機能しているため、優良な生産協同組合が多いようです。この地方はイタリアでも屈指の白ワインの産地で、厚みのあるクリーンなワインが特徴です。
今回のソーヴィニョン フローラは3種類の土壌から収穫されたブドウをブレンドし、ステンレスタンクで発酵、熟成させたギルランの上級キュベです。青草やハーブの香りをしっかり感じられ、実際に飲んでみると凝縮された果実味とミネラルを感じます。アルコールは14%と高めですが、飲みづらい感じはないです。(もちろんガブ飲むするようなワインではありませんが。) もちろん数年後にはもう少し角がとれて飲みやすくなると思いますがフレッシュハーブのような溌剌とした味わいもまた美味しいと思います。抜栓後3日間まで試しましたがビクともしません。コルクを逆さしで冷蔵庫に立てて置いただけです。ちなみに保存の仕方もいろいろありますが、空気を抜いたり、窒素と炭酸ガスを注入したりするのはあまり好きではありません。試したことはありますが、ワインが窒息してるような気がして私はおいしく感じません。たった数日間保存するだけなので、コルク逆さしで十分だと思います。本日は特別にグラスでご提供します。(あまり数はありませんが) ソーヴィニョンブラン、やっぱり好きだなぁ。